2015年1月23日金曜日

動画広告

YouTuberなども現れる昨今。ホームページを閲覧しても、動画広告が花盛りだ。
しかし、一般的に動画広告は受け入れられているのだろうか?

確かに、テレビで流れるのは動画広告である。昔は、地方へ行くと、静止画のテレビ広告があったが、これは、制作費の問題であったと思われる。今では、スマホでも、動画編集できる時代なので、意図的に静止にしない限り、動画である。

テレビコマーシャルは長年の歴史もあり、技術もすばらしく発展して、美しさに、つい引き込まれてしまうこともある。私の場合、耳からの情報を遮断できないので、音を消さない限り、見てしまう。私の周辺にいる人の中には、全く無視できる人もおり、同じテレビをみていて、直前のコマーシャルの話をしても、「記憶にない」といわれることがある。

どちらも極端な例ということになる。一方、見ていても、コマーシャルに、購買を影響された事があるかというと、記憶にない。もし、私のような人が、大多数なら、とっくにTVコマーシャルは廃れているだろう。しかし、広告の影響は、販売高に現れるので、効果があるとして、続けられているはずである。

振り返って、よく考えてみると、しばらく口にする事のなかったウィスキーを最近よく飲んでいる。最初は、飛行機の中で、割安に購入できた「山崎」がきっかけだとは思うが、「角瓶」に手が伸びたり、お店でハイボールを頼んでしまうのは、頻繁な露出で潜在的に記憶にある為だろう。広告というのは、元来そう言うモノかもしれない。

さて、動画広告に話を戻すと、動画の中に動画を流すテレビコマーシャルの様に、普通のホームページに突如動画広告が現れるのはどうだろう。びっくりしたり、邪魔と感じたりネガティブな印象が強いと思う。YouTubeの最初に広告を見なくてはいけないというのは、我慢すれば、人参がもらえるからである。

VTRの頃に、コマーシャルのスキップ機能が付いたり、コマーシャルを飛ばす為に放送を録画して見る人も多い。日本の街も看板が多いが、香港の比ではない。しかし、香港では看板が多すぎてどれも目立たない。そう言う景色にしか見えない。宣伝も多すぎては、受け入れられなくなるだろう。

でも、広告を欲しいと思うときもある。たとえば、旅行先なら、どんな見所があるのか情報が欲しいはずである。このとき、名物料理、レストランや観光スポットの広告が流れても嫌にならないだろう。これを狙った広告なら、効果も高いだろう。

技術の進歩で、ホームページの閲覧ソフトに、広告ブロックが付くのもそう遠くないだろう。(もう付いているかもしれない。アドオンにあるようだ)逆に、ピンポイントでタイムリーに広告が出せる様になり、もっと、好意的に受け入れられる様になることだろう。